SOLOを再ボアアップ
SOLOで長い上り坂をアクセルほぼ全開走行中、後輪ロックでエンジン停止。オイルは規定量入ってて油温が70℃なんだけどシリンダーからは湯気が出ている状態。前まではレギュラーガソリンで大丈夫だったんだけど、ハイカム入れてぶん回したのがまずかったか。
冷ましたらエンジンはかかったけど一度抱き着いたエンジンと言うのも気持ちが悪いので台湾製80ccボアアップキットを購入。これが6,000円なんだから安いね。
とりあえずピストンリング取り付け。一番下のオイルリングは本体をつけてから上下にサイドレールを取り付け。その後セカンド、トップの順で組んでいく。
ちなみにトップリングとセカンドリングにはRとRNの表記があってRがトップ、RNがセカンド(例外アリ)。
キタコのライトボアアップキットは49ccって書いてあるけど、このキットには排気量表示がない。
さっさとばらしていこう。ヘッドカバーは↓がついているほうが下で、右下のワッシャーのみ銅製で普通のナット。
カブのボアアップで一番面倒なのはカムスプロケットを合わせることなんだけど、ヘッドを外しちゃう場合は細めの結束バンドで固定して、シリンダー取り付け後そのまま復旧すればズレないから楽(写真では保険でカムスプロケットとチェーンにペイントマーカーで印を書いてある)。
やっぱりシリンダーとピストンにはキズが入ってるね。思ってたよりは薄いけど。
新しいピストンを取り付け。ノックピンは向かって右の上下。右下のパッキンも忘れずに。
上始点がでてるのでシリンダーとピストンがツライチになる。ここのノックピンは左上と右下。
逆の手順で組みつけ。チェーンスプロケットがとどかない! というときはチェーンのテンショナーを緩めてないと思う。
ゆっくりキックを降ろしてヘンな感じがなければキーONでエンジン始動。先にピストンリングの組みつけとカムスプロケットに手こずらなければ1時間程度でなんとかなる。
最後にオマケでサイドスタンドスイッチをキャンセルして終了。