乗ったり直したり

古めなバイクばかり乗ってるオッサンの記録。他のblogから記事を独立させたので、一部リンクがヘンな記事もありますが…

2013年6月の道南旅 (2/2)

day02_20130609 

2日目もまぁまぁの晴天。少しは早めに出発して函館山でも行こうかね、ということで

2013-06-09_asa

いつもどおり一貫性のない朝食バイキングのセレクトをして出発。さて、函館山のマイカー規制は17時から22時までなんでフォルツァで登っちゃうよん!と進んでいく。

DSCF0107_R

山頂にロープウェイ駅が見えるね~ なんて進んでいくと

DSCF0108_R

二輪車通行禁止。そういや80年代以降、峠はバイクでたくさんの人が死んで通行禁止になったよね。その名残かな…

DSCF0114_R

素直に引き返して歴史的建造物なんかを見る。ここなんて古い路面電車走ってたら絵になるねぇ~ と思ったら有名撮影スポット「相馬」だった。

DSCF0119_R

国道228号で函館を抜けて北斗市は上磯(地図1)のあたり。この辺の道路も俺の中にある懐かしい海沿いの国道って感じで好きだなぁ。バイパスじゃない方の国道を更に進むと

DSCF0123_R

右に新幹線? という感じの工事。準備は着々と進んでる。工事中であろう木古内駅(地図2)へ向かう。

DSCF0124_R 

駅正面から見るとそうでもないけど、中に入ってみると工事中!という感じ。

DSCF0130_R

跨線橋から江差方面をみる。車庫をよく見ると

DSCF0129_R

車庫の黒いDE10がいるね。

江差線も全部の駅見てきたんだけど、それは別に記事にするので別の機会に。木古内駅から道道5号を進んで上ノ国を目指すんだけど、湯ノ岱を過ぎたあたりで新たらしめの「天の川きららトンネル」(地図3)ってのがあって、その脇に

DSCF0155_R

美味しそうな旧道の通行止め。ちょっとした既視感で思い出した。前に行ったことあるわ。

DSC_0021_RR

2009.10 道道5号 天の川きららトンネル横

トンネルできて旧道化する直前で、写真のゲートは同じものだと思う。しかし使わない道路の舗装は剥いじゃうんだね。道道を進んでいくと上ノ国のもうすぐ海が見えるってあたり(地図4)で国道228号と合流。

DSCF0177_R

以前から常々気になっていたんだけど、このトライマート(TryMart)、トライ → トラ → 虎 ってことでこのマークなんだよね。そういうの、キライじゃないよ。隣の江差町(地図5)まできて、国道から1本山側の道路を進んでみると

DSCF0187_R

景観に配慮した道路。旧国道のココはいにしえ街道というらしい。江差から国道227号→国道229号と北上して乙部町へ。道の駅ルート229元和台(地図6)で一休み。

DSCF0194_R

展望台から下を見ると、なんか道路あるじゃない。さっそく行ってみよう。

DSCF0198_R

漁港を抜けると、なんかヘンな空洞のある岩が… 地形図では穴澗岬ってヤツらしい。たしかにそれっぽい名前。このちょっと北にいつも気になる神社があって、

DSCF0199_R

こんな神社なんだけど、右脇に

DSCF0200_R

穴から小さな滝、という感じ。いつもなんとなく石段を上がらずに進んでしまう(そして今日も)。今度来るときはもう少し調べてみよう。ここから更に国道229号を北上すると、豊浜トンネル(地図7)というのがある。

DSCF0201_R

豊浜トンネルといっても積丹の豊浜トンネルじゃなくねて。旧トンネルがあるのでちょいと見学に。

DSCF0202_R

側道に入ると

DSCF0203_R

更に別の旧トンネル。国道横のと合わせると2つ。

DSCF0204_R

その先は盛土してあって行けないけど、なんだか旧道っぽい(そして危険そうな雰囲気) 。帰ってから調べてみると、昭和37年に山津波(リンク先pdf)ってのがあってバスが海に流されたり大きな事故があったらしい。

現場はこの3-4号トンネル間に起こり 折から進行中のバスが不幸にも この地すべりに巻き込まれて海中へ押し流され 事故発生当時で死亡5名 行方不明9名… …11月1日現在未だにバスの車体も発見されず なお2名の行方不明者の捜索が続けられている。

とか、怖いよ!新しいトンネルに感謝しつつ、さらに国道を北上する。

DSCF0209_R

さて、わざわざ遠回りして国道229号を北上しているのにはワケがあって、道道740号「北檜山大成線」が4月に全線開通したんで、ちょっと行ってみようってこと。

DSCF0211_R

帆越山トンネル(地図8)の横を見ると

DSCF0212_R

なんか旧道と覆道っぽいなにか

DSCF0213_R 

ズームするとこんな感じ。なんかまだ生きてそうだね。

DSCF0220_R

トンネル抜けて、振り返ってみてみるとこんな感じ。行ってみたいねぇ… でも、そばにある標識、

Dscf0216_r

写真左の警戒標識、よく見ると

DSCF0217_R

葛飾北斎っぽい、ものすごく高波注意なんだろうなぁという感じの標識。旧道へ向かうのは危険かもだね。停まったついでに見てみると、

DSCF0221_R

なんかある。調べてみると「定燈篭」という昔の灯台のレプリカらしい。なかなか良い雰囲気だよ。隣に目を移すと、

DSCF0223_R

太田神社ってのが建ってて、この地域が歴史的に古くから人が立ち入ってたということを伺わせる。

DSCF0215_R

このあたり、海もすごく綺麗だし結構いいところなんじゃない? 夏になったらまた来てみようかな、と思いながら大田神社をあとにするんだけど、

DSCF0224_R

ほんのちょっと進んだところに「バカじゃないの!」というぐらい急斜面を登っていく鳥居に囲まれた階段。

DSCF0226_R 

写真じゃ急勾配がわかりづらいね。近くによってみてみると

DSCF0225_R

なるほど、さっきの大田神社の本殿はこの上にあるんだ。しかし本殿の参拝をこんなにおどかされる神社ってなかなか無いんじゃない? 登ろうかとも思ったけど、エンジニアブーツなんで今回は断念。今度スニーカーでも履いてこよう。

DSCF0227_R

神社から北上すると太田トンネルという最近できた、これが開通したので道道740号が全線開通したというトンネルがある。尾花岬を迂回するトンネルなんだけど、それが少し問題で、その尾花岬は北海道最西端の岬。ということで北海道最西端には陸からはアクセスできないのね。

DSCF0231_R

昔北檜山町だった所で国道229号に合流。そろそろお昼ごはんでも… と思い市街地をうろつくと

DSCF0232_R  DSCF0234_R

函館バス北檜山ターミナル(地図9)という、明らかに昔は鉄道駅だった建物に出くわす。帰宅後調べるとかつての瀬棚線、北檜山駅を転用したものだとわかる。

Dscf0235_r

で、お昼ごはん食べるトコを探していると、なかなか味わい深い店舗に「せたな海鮮カレー」と書かれた幟。カレーといわれちゃうとどうしても食べたくなっちゃうのでこの店に決定。

2013-06-09_mitsuwa01

店はこんな感じで、期待通りのシブさ。いいね、こういう町の食堂。注文はもちろん

2013-06-09_mitsuwa02

せたな海鮮カレー+大盛(750円+100円)。ホタテのフライが載ってる海鮮カレーで、味も好み。良い店見つけちゃったな~ という感じ。北檜山から国道230号で今金(地図10)に進むと

Dscf0240_r

なんかループ橋っぽいものが見える。なんだ?地図では光台という地区に向かう道路のループ橋らしいんだけど… 次回以降の課題としよう。

DSCF0247_R

長万部で国道5号に合流。で、昨日も気になってたんだけど長万部かに市場[旅の駅](地図11)って、全然車が停まってないんだけど、お休み? あるいはドライブインかなやには勝てなかった?なんとも寂しい雰囲気。さて、時間はすでに15時。おみやげ買って高速で帰ろう。

Dscf0248_r

長万部といえばかなやのかにめし。ドライブインは混んでるんで、駅前の本店(?)で購入(1050円)。こっちのほうが空いてるんで、かにめし買うだけなら本店のほうが早い。

フォルツァで高速道路を走ると、なかなか余力なくギリギリで走るって感じ。250cc単気筒だしね。こういう時はもう少し排気量の大きいスクーターが欲しくなる。

DSCF0252_R_stitch

長万部から高速に乗って有珠山SA(地図12)で一休み。明日から普通に仕事だから早く帰って休養しないとね。

今回の旅は2日で800キロぐらい走る、北海道ツーリングでは一般的な距離。無事に帰宅して夕飯にかにめし食べて今回の旅も終了。