釧路へソロツーリング 1/2
結婚してからはじめて長距離のソロツーリングに行く事になった。って、釧路市でちょうど見たいイベントが開催されてて、それに一人で行くコトになったから、ついでにバイクで行こう! となっただけなんだけどね。久しぶりの長距離なんで、スクーターがいいかな~ ということでフォルツァで行くって事にして、旅は7月21日にスタート。
相変わらず朝10時オープンで、その前にくるとAコープでは買い物できない夕張の道の駅「夕張メロード」(地図1)で一休み。いや、他の売店とかはやってるし、Aコープ内でもおみやげコーナーは10時前からもやってるんだけど、そういうのってイマイチ活気が無いように見えるんだけどな… まぁそんな夕張の心配をしながら国道274号を東へ
ちょい前にキャンプに来た穂別キャンプ場からちょっと進んだところにある穂別ダム(地図2)。いつも見てたんだけどバイクだと気軽に止まれるからいいね。穂別ダムの横に鳥居とお社、そして記念碑的な石が置かれている。ダムに沈んだ地区もあるらしいので、それ関連か、あるいは事故防止祈願か… そんなこと考えながら先に進む。
ここもいつも気になっていた休憩所(なのか? 休めそうだけど駐車場はない。場所は地図3)。この「石勝樹海ロード」って書かれた赤い石碑、ニニウの赤岩と同じ石なんだろうね。石碑からすぐ長いトンネル(モトツトンネルだったかな?)を抜け、狩勝峠方面に進むため国道274号から道道610号へ左折する。
で、その道道610号、横に川が流れてるんだけど、その崩れっぷりがいつ見てもすごいのね。道路作るために川の線形を変えたとか? ちょっと進むと道道136号との合流点(地図4)があって、
これは現道の道道610号から見下ろしている形になるんだけど、あの橋(多分、赤岩橋)が昔の道道136号だと思う。高速道路の工事が始まる前は結構ニニウ方面に遊びに来てたりしたんだけどね。最近は福山の道道610号入り口がいっつも通行止めなのだ。また探索してぇ~ とか思いながら占冠村方面へ進んで、
道の駅「自然体感しむかっぷ」(地図5)で一休み。ここから国道237号→道道136号で先に進む。この道は石勝線と併走しつつ、時にはくぐったり、そして交通量も少なく快適な道で何度となく通っているはずなんだけど、
今回走っている時にちらっと「泣く木」という看板の字が目に入った。え! と思って引き返すと涼むのに調度良い大きな木(地図6)と、その横に「不思議な泣く木」という解説が書かれた看板。泣く木っていうと栗山町のがメジャーだと思うんだけど、占冠村にもあったんだね(しかも道路拡張の際に切ろうと思ったら泣き声が… とか、話も似てる)。泣く木にちょっとした涼をもらって、道道136号→道道1117号を経由して国道38号へ。
もうすぐ狩勝峠(地図7)ってトコなんだけど、なんだか曇り空… ひょっとして峠は雲の中かな? とか思いながら先に進む。
雲の中ではなかったけど結構薄ら寒い狩勝峠。革ジャン暑いかも… とか思ってたけど、これは正解だったかな。相変わらず日本三大車窓な峠の眺望も良い感じ。もうすぐ12時なんで、お昼は新得で蕎麦かな~ と、新得そばの館(地図8)へ進む。
大盛せいろ(860円)をオーダー。俺もそうとうバカ舌なんでこんな話もアレなんだけど、前はここの蕎麦あまり美味しくないと思ってたのね。で、今日久しぶりに食べたらちゃんと美味しいの。きっと前から美味しかったんだろうけど、なんだかちょっと得した感じ。新得から道道76号で鹿追町へ抜けると、
だんだんこんな十勝っぽい道路の出現率が高くなる。なんだか休んでばっかりな気もするけど、せっかくなんで道の駅「うりまく」(地図9)で一休み。
まだ7月の普通の週末なんで、(ここに限らずだけど)そんなに混んでない感じなんだけど、だんだん道外ナンバーのバイクを見かけはじめる。さすが十勝、というか道東。国道274号→国道241号をさらに進んで上士幌方面へ。
上士幌町の役場をちょっと過ぎたあたり(地図10)で「NO!作業事故」というちょっと時代を感じる看板に懺悔しつつ、足寄町へ進む。
久しぶりにきた道の駅「あしょろ銀河ホール21」(地図11)は少し改修されてて売店が増えていた。ちょうど小腹がすいたんで鹿肉のコロッケ(110円…120円だったかな?)をいただく。で、足寄といえば松山千春とラワンブキなんだけど、
この道端に生えてるでけぇフキもラワンブキなんだろうか。とか思いつつ国道241号→国道240号と進んで、阿寒湖方面へ。
阿寒湖まできたなぁ~ と思わせる「マリモ幼稚園」(地図12)の看板。ここだから許される、というか、ここでしかありえない園名。先を急ぐので遊覧船にも乗らずに国道240号→国道241号と進む。
少し山道を登って行くと「双湖台」(地図13)って展望台がある。パンケトー(下の湖)・ペンケトー(上の湖)と看板には表示されてるんだけど、どう見ても1個しか湖が見えない… と思って調べてみると、
どうもここがペンケトーらしい。双湖台って小学生の頃に来たことがある気がするけど、 そのころの俺も「これを双湖台と呼ぶのはちょっと無理がないかい?」って思ったかな? さらにちょっと先に、今度は双岳台ってのもあって、ホントは雄阿寒岳と雌阿寒岳が見えるらしいんだけど、霧でイマイチ。次の機会に期待して弟子屈町へ向かう。
この辺の道路、結構ウネウネとした道路でバイク乗りとしては目がつり上がるところなんだけど、いかんせんスクーターなんでバンクも控えめに。てか、車輪が小さいから路面のギャップも怖いのだ。
もう16時かぁ… ってぐらいで道の駅「摩周温泉」(地図14)へ。足湯もあって良さ気なんだけど、子供たちに占拠されてるので(ガラが悪く見える)オジサンの俺は遠慮して先に進む。
で、旅の目的地は釧路市なんだけど、今日の宿はちょっと北にある標茶町(地図15)。で、写真は標茶駅とか駅前商店街とか。街の雰囲気をつかんで今日の宿へ。
今日はテレーノ気仙という不思議な名前のホテルに宿泊。ちなみにテレーノ=湿原、だそうだ。久しぶりのロングツーリング、無事についた~ ということでビールんだり温泉入ったり、って、いつも通りか。でもここの温泉、アルカリモール泉というツルツルする温泉でなかなか気持ちが良い。で、ゆったりしつつ
夕飯にポークチャップ食べたりして1日目は終了。